精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会春季大会
セッションID: C36
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CNC旋盤による加工での加工精度向上について(第2報)
段差をもつ軸の場合
笠原 和夫*滝野 亮人広田 明彦
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抄録
前報では長尺物の直径に関する加工誤差を減少させるために,臼井らによって提案されたエネルギー解法を適用して得られた切削抵抗による工作物の弾性変形を考慮したNCデータ生成方法を提案した.本報では,段差をもち複数回の加工とチャックへの付け替えを必要とする工作物の場合をとりあげた.補償した工具経路と補償しない工具経路を用いた旋削試験の比較から,提案した方法が加工誤差の軽減に有効であることを確認した.
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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