精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会秋季大会
セッションID: B16
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ガラス転移点温度の異なる2種類の形状記憶ポリマーを用いて変形・回復を行うアクチュエータ
*今井 郷充櫻井 航生瀧本 悠太小島 健三
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抄録
変形させるための外力等を併用せずに形状記憶ポリマーの加熱・冷却のみで変形・回復を繰返し行うアクチュエータを提案し,実験により有効性を確認した.異なるガラス転移点温度を持つ2種類のポリウレタン系形状記憶ポリマー薄膜を梁およびダイアフラムの表裏に形成しそれぞれに正/逆のたわみ形状を記憶させて,低いガラス転移点温度で発生する正の記憶形状を,高いガラス転移点温度で発生する逆の記憶形状でキャンセルさせた.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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