レーザフォーミングによる細線構造物の造形に関する研究

抄録

近年様々な製品の小型化にともない，製品の部品は小型かつ高い精度の加工が求められている．本研究ではレーザ光を熱源として金属材料を局所的に加熱し，発生する熱応力を利用した塑性加工法のレーザフォーミングについて研究を行った．レーザフォーミングを用いることで，細線構造物の精度向上，造形コスト削減が可能である．レーザの照射条件と細線の変形状態との関連性を明らかにし，さらにレーザフォーミングの有効性を示した．