精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会秋季大会
セッションID: I03
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円筒電極を用いた静電誘導型差動変位センサの開発
*井上 俊太郎木村 文陽吉岡 崇元樋口 俊郎
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抄録
本研究の目的は差動トランスのコイルの機能を円筒キャパシタで置き換えることにより,応答速度の高速化などを行うことである.まず,この考え方により実際に変位が検出可能であることを試作機により示す.次に,電極数を増やした改良型により直線性を向上させる.結果として,差動トランスの駆動周波数よりも10倍程度高速な39 kHzの駆動周波数により,差動トランスと同程度の直線性での変位の検出が可能であることを確認した.
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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