プラスチック製品表面の微細凹凸のコンピュータグラフィクスによる表現

抄録

多くのプラスチック製品表面は「シボ」とよばれる微細な凹凸が施されており、模様の代わりとなることでデザイン性を高める効果がある。プラスチック製品をデザインする際には一般的にコンピュータを通してデザインするが、その製品のコンピュータ上での見え方と実際の製品の見た目に違いが大きければデザイナーが意図した製品を生み出せない。この研究ではシボを施した製品がより現実に近くCG画面上で見えることを目的としている。