板金レーザ加工機の高速化に関する研究

抄録

アプローチ動作とピアッシング加工の改良による板金レーザ加工の高速化について述べる。アプローチ動作は動作速度向上で高速化できるが、ヘッドと被加工物が衝突する危険性が高まる。残距離と駆動系の性能を考慮して速度制御する方法を提案する。投入パワーを上げることでピアッシング加工を高速化できるが、過大に投入するとバーニングが発生する。バーニングの発生を事前に予測しながら投入パワーを制御する方法を提案する。