精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会春季大会
セッションID: A39
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THz近接場顕微鏡におけるレーザを利用した探針位置合わせ装置の開発
*金原 優太林 冠廷梶原 優介
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抄録
パッシブ型THz-SNOMとは,外部光による励起を用いずに物質表面に局在するエバネッセント光を数10 nmの分解能で測定可能な走査型近接場顕微鏡である.従来は顕微鏡の探針位置合わせをサンプルに施された金属の微小なマークを目標にする必要があるという問題があったが,レーザスポットによる局所温度変化を疑似的なマークとして利用する装置を作製して問題の解決を行っている.本報ではこの探針位置合わせ装置を用いて近接場検出を試みたので,その結果を報告する.
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© 2014 公益社団法人 精密工学会
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