精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会春季大会
セッションID: B04
会議情報

つり下げ電極を用いた曲がり穴放電加工における電極球質量および直径の検討
*山口 篤三宅 達也岡田 晃
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
放電加工機主軸に電極球を細い導線でつり下げ,工作物を傾斜させて曲がり穴を加工する技術について,電極球の質量および直径が加工特性に及ぼす影響を検討した.直径5.5mmの電極球では広い放電条件で安定した加工ができるのに対して,直径と質量が小さくなるほど加工条件が限定された.サーボ電圧とピーク電流を適切に選択することで,直径3.0mmの電極球を用いた小径穴加工が可能であった.
著者関連情報
© 2015 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top