精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会秋季大会
セッションID: O07
会議情報

ボール小径化によるボールねじの高精度化(第一報)
位置偏差変動とトルク変動の解析
*三浦 徹也松原 厚河野 大輔大高 一馬星出 薫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ボールねじ駆動により高,超精密加工を実現するために,本研究はボールねじのトルク変動に起因する位置偏差の低減方法を示す.実験および解析結果より,位置偏差の主原因となるトルク変動は,ボールの循環により発生するナット内部の荷重変動であることが明らかとなった.荷重変動を減少させるために,玉径を小さくし負荷玉数を増やしたボールねじは,トルク変動および位置偏差変動両方を低減できることを実験により示した.
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top