精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: D32
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炭素繊維の部分配向制御による方向性熱伝導路の作製
*時田 明樹諸貫 信行
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抄録
炭素繊維は軽量・高引張強度と供に高い熱伝導性を示す.本研究ではポリマー内に炭素繊維を混合することにより電子機器等に熱伝導路を付与することを目的とする.解決すべき課題として繊維の配向と得られる熱流束の推定がある.短繊維を分散させたPDMS樹脂の懸濁液を作製し,ガラス基板上に吐出した.熱伝導路はPDMSを効果させた後に配向させ固定した.熱伝導の効果を確認し,作製条件の違いによる比較を行った.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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