精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: E84
会議情報

革新的“Plasma fusion CMP装置”の設計・試作(第12報)
B-type装置によるダイヤモンド基板の高能率加工とその加工メカニズム
*西澤 秀明土肥 俊郎大山 幸希會田 英雄佐野 泰久黒河 周平金 聖祐
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
機械的・化学的に極めて安定なダイヤモンド基板のCMP加工は、ほとんど進行しない。本報では、”Plasma fusion CMP法”(B-type)を適用し、反応ガスとして酸素を用いて加工した結果、加工速度はCMPの300倍以上と、超高能率加工を達成した。加工特性と加工面のXPS分析等から加工メカニズムを考察したところ、ダイヤモンド表面では「中間生成物の研磨+気化」により加工が進行することが分かった。
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top