精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: F09
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高速度カメラを用いた超音波モータのモデル化に関する研究
*真下 智昭
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抄録
超音波モータのステータが発生する楕円運動は,最も重要な駆動原理である.しかし楕円運動の振幅は数ミクロンと小さく,その周波数は数十kHzと早く,楕円運動は充分に研究されていなかった.本研究では,高速度カメラに高倍率レンズを取り付けた装置を用いて観察することにより,楕円運動の挙動とモータ出力の関係を調べた.楕円運動に基づいてトルクと回転数の運動方程式を立て,実験でモデルの検証を定常状態と過渡状態に分けて行った.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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