精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: G02
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象限突起発生メカニズムの新理論
第1報 微細円の象限突起の計測とその特徴付け
*二見 茂柴田 均大橋 智史岸 弘幸
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抄録
リニアボールガイドとリニアモータからなる機構系を閉ループ制御した。制御分解能はサブμm,100%の速度FF,位置ループゲインを1200 1/sとした。半径1,10,100,1000μmの円に関し象限突起を計測した結果、4つの顕著な特徴が得られた。これら全ての特徴を同時に満たすことは従来の摩擦起因説では不可能であることを説明する。新しい象限突起発生メカニズムの理論の必要性を述べる。
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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