精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: G03
会議情報

象限突起発生メカニズムの新理論
第2報 新理論の展開とその検証
*二見 茂柴田 均大橋 智史岸 弘幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
リニアボールガイドの変形がサーボループに外乱として入力することが象限突起発生メカニズムであるとの仮説を立て、これからe(t)=(1/Kp)v(t)dδ/dxなる理論式を誘導する。δ(x)として[摩擦力、変位]特性と相似な関係を仮定し、簡単な関数で表した場合につき、第1報で得られた象限突起の4つの特徴を同時に満たすことを示す。また位置指令を用いた象限突起の完全補正が導かれる。
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top