精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: G06
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直動ボールガイドシステムにおけるリテーナ有無と象限突起の関係
*柴田 均大橋 智史岸 弘幸二見 茂
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抄録
微細円弧動作において、直動ボールガイドのリテーナが象限突起誤差発生に及ぼす影響を調べた結果、リテーナ付きのガイドはリテーナ無しのガイドに比べて象限突起の最大値が1/3となり、突起付近の傾斜は緩やかになることがわかった。さらに、リテーナ有無の両方について[摩擦力―変位]特性を計測し、象限突起発生メカニズムの新理論による計算値と実機によるデータを比較し、理論の裏づけを行った。
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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