精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: A04
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微空間での熱収支を利用した平滑面欠陥検出に関する研究
非接触欠陥検出の原理検討
*清水 裕樹松野 優紀大場 優太高 偉
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抄録
マイクロメートルサイズの熱検知素子を測定対象の平滑面に近接して創成する微空間での熱収支変化を検知することで,平滑面上の微小欠陥の存在を検出する手法を提案している.本報では,従来検討を進めてきた摩擦熱検知による接触式の微小欠陥検出に代わる,非接触方式での微小欠陥検出実現に向け,伝熱の基本3形態に基づいて熱検知素子-平滑面間の熱収支モデルを構築してその原理検討を実施した結果を報告する.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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