精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: I82
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SUJ2材料を対象としたサーメット工具の焼結温度が工具クラッキング特性に及ぼす影響
*齊藤 博斗新谷 一博赤松 猛史久保 裕
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抄録
高炭素クロム軸受鋼の一種であるSUJ2は転がり軸受の転動部に多く用いられている.転動面加工においては,鉄系材料と親和性の低いサーメット工具が多用されており、高精度高能率加工を実現するため切刃を転動面へ押し付けるプランジ加工法が採用されている.しかし,この加工法では切れ刃の接触域が広く,熱的クラックが生じやすい.そこで本研究では,サーメット工具作成時の焼結温度を変化させ最適条件の検討を行った.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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