精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: T03
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サブnmオーダ分解能を有する光スピンホール効果プローブの開発
(第一報)光スピンホール効果の諸特性
*水谷 康弘上田 和徳高谷 裕浩
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抄録

非接触測定が可能な光プローブは,三次元計測において広く用いられている.測定の空間分解能はプローブの大きにより制限されており,回折限界から100nm以下の空間分解能の実現が困難となっている.本研究では,光スピンホール効果(SHE)により発生する10nm以下の光線シフトに着目し,サブnmオーダの空間分解能を有するSHEプローブの構築を目指している.本報告では,SHEの諸特性を検証したので報告する.

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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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