精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会春季大会
セッションID: A16
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ウェアラブルセンサを用いた農作業識別手法の研究
*中鶴 槙二福井 類割澤 伸一
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抄録

生産性向上のため農業へのIT導入が進んでいるが, 作業情報計測の有用な手法は確立されていない. 本研究ではトマト栽培を対象とし, 作業者の前腕に装着した筋電位センサのデータを機械学習(SVM)にかけ, 作業内容の識別と作業動作の時系列に沿った自動計測手法を提案した. 作業識別精度は88.8%, 作業動作計測はF値0.792となった. 今回は個人における手法を提案したが, 今後は個人差を考慮し複数人へ対応した手法の考案が必要である.

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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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