精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会春季大会
セッションID: D80
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静的状態での転がり案内キャリッジに用いる転動体の接触状態の解明
*井上 悟史酒井 康徳田中 智久吉岡 勇人朱 疆星出 薫古澤 竜二
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抄録
転がり案内の振動特性は,内部にある転動体の剛性・減衰が接触状態に応じて非線形に変化するが,その特性は未解明である.そこで,本研究では転動体の接触状態とキャリッジの振動特性との関係を解明することを目的とする.そのために,光ファイバひずみセンサを転動体内部に組み込むことで,負荷荷重を直接的に測定できる転動体を試作し,静的な状態での測定を行った.その結果,転動体位置と転動体負荷分布の関係を解明した.
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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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