主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2018年度精密工学会春季大会
開催地: 中央大学
開催日: 2018/03/15 - 2018/03/17
p. 95-96
カップ型ダイヤモンド砥石を用いて,超硬の正面研削加工で,砥石送り速度をパラメータとして,研削性能を評価するため,研削抵抗分布を求めている。これは,圧力の次元を持ち,砥石包絡線を転写した工作物に瞬間的に砥石が干渉し始める際の研削抵抗の差分で得られる。送り速度が速くなると,研削抵抗分布のピークはピーク値がやや下がり,ピーク幅が広がること,ピーク部には超硬の付着物が見られることが実験的に明らかになった。