主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 191-192
スクエアエンドミル加工の実験から,工具刃先に作用する切削エネルギの累積値と工具逃げ面の摩耗量との間に線形関係があることが明らかとなった。この関係を利用して,切削シミュレーションを行って切削エネルギの累積値を計算することで,加工中の切削状態の変化に依らず工具摩耗量の予測が可能であることを示す。また,実加工において測定した摩耗量の変化と予測した摩耗量の変化とを比較することで本手法の有効性を確認した。