精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
会議情報

スクエアエンドミル加工における工具摩耗量の予測
*笠谷 和樹西田 勇佐藤 隆太白瀬 敬一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 191-192

詳細
抄録

スクエアエンドミル加工の実験から,工具刃先に作用する切削エネルギの累積値と工具逃げ面の摩耗量との間に線形関係があることが明らかとなった。この関係を利用して,切削シミュレーションを行って切削エネルギの累積値を計算することで,加工中の切削状態の変化に依らず工具摩耗量の予測が可能であることを示す。また,実加工において測定した摩耗量の変化と予測した摩耗量の変化とを比較することで本手法の有効性を確認した。

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top