精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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プレートの捻りモードを用いた移動機構に関する研究
ステアリングの検討
*岩田 和大辻 善夫眞田 明
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p. 427-428

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抄録

本研究は、加振に偏心ロータによる遠心力を用いることで、重量物の搬送に適用できる移動機構を実現する。高速回転する偏心ロータにより、下部プレートが同相捻れモードで振動する。このとき、プレート後端部が傾いた楕円軌跡となり、これが地面を蹴ることで推進する。本報告では、ステアリングを実現するために、数値解析と実験において加振位置および重量バランスを変化させ、左右の軌跡に違いを発生させた結果について報告する。

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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