精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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電気化学機械研磨によるSiCの高能率スラリーレス加工法の開発(第3報)
酸化レートと研磨レートとのバランスが表面粗さに与える影響の調査
*楊 旭楊 暁喆川合 健太郎有馬 健太山村 和也
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p. 550

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抄録

SiCは次世代半導体パワーデバイス用材料として有望である.本研究では,SiCに対する陽極酸化を用いたスラリーレスの電気化学機械研磨法の開発を目的としている.本報では,SiC表面の電気化学機械研磨において、陽極酸化電流密度を1 mA/cm2に維持し、軸の回転数を500 rpmから1500 rpmまでに変化することにより、陽極酸化レートと研磨レートのバランスを制御し、このバランスが研磨後の表面粗さに与える影響を調査した結果を報告する.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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