主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 91-92
建物の増改築や地形変動の把握等に、3次元点群の差分処理技術が広く利用されており、通常ICPによる点群同士の位置合わせ後に差分計算を行う。測定対象が複雑な構造物を含む場合、局所的な構造物に対してICPが収束することが多く正確な位置合わせは困難であるため、差分処理後に対象の変化以外の点群が含まれる。本講演では、差分処理における位置合わせの誤差で残存する点群を排除し、対象の変化を明確に抽出する手法を提案する。