精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
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Additive Manufacturingによるガラス溶融成形金型製作法に関する研究
*杉浦 里綺森田 晋也丸 智久小手川 祥司山田 純寛伊藤 千春山形 豊
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p. 525-526

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抄録

Additive Manufacturingによって製作されたステンレス製金型を用いてガラスの溶融成形法によるプレス成形を行った。一般的に溶融成形では冷却過程におけるガラス内部の温度勾配により残留応力が発生し歪が生じやすくなっている。そこで金型には断熱効果をもたらすためのハニカム構造を導入し、これによって成形後のガラスレンズ高精度化を図る。結果、φ22mmの非球面レンズを製作し、その形状誤差PVは27.0μmとなった。

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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