精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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レーザ計測に基づく屋内空間CFD解析用格子の自動生成(第4報)
小型LiDARを活用した未計測空間補完処理の高精度化
*石川 哲朗金井 理伊達 宏昭
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キーワード: CFD解析, LiDAR
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p. 47-48

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抄録

本研究は,既存屋内空間の気流解析や空調改修設計支援のため,既存空間をレーザスキャナで計測した点群のみから,空間のソリッドモデルを作ることなく,CFD解析用の不等間隔直交格子を点群から直接自動生成する手法の開発を目的としている.既報では,地上レーザスキャナ計測時にオクルージョンにより発生している未計測空間をタブレット搭載の小型LiDARにより手持ち計測した点群で補完し空間占有状態の推定を行ったが,本報ではその推定においてセンサと計測点間のRay Castingを行うことにより厳密な空間占有状態推定を行うシステムを開発し,CFD解析空間の高精度化と格子生成の効率化を図る.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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