令和6年能登半島地震では,石川県から新潟県の広範囲において液状化が発生した。本検討では,液状化に伴う側方流動被害が大きい石川県河北郡内灘町(いしかわけんかほくぐんうちなだまち)を対象に,LiDARSLAMとRTK-GNSSを用いた地盤と家屋の変位量計測,地中レーダーを用いた地下水位把握,簡易動的貫入試験による換算N値と地下水位把握に関する調査を実施し,その結果を報告する。内灘町は図1に示すように石川県の中西部に位置している。そして内灘町の大部分は内灘砂丘上に位置し,東側には国営干拓事業による河北潟干拓地が広がっている。本検討が対象とする西荒屋(にしあらや)地区は内灘砂丘上に位置し,図1の正射画像の赤線で囲んだ範囲は,LiDARSLAM計測範囲である。