精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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後方散乱光のラマン分光によるガラス加工表面におけるクラック周辺の分子構造変化の計測
*坂下 初音上野原 努水谷 康弘高谷 裕浩
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p. 268-269

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抄録

ガラスレンズの加工表面に形成されたクラックの進展メカニズムを解明するために,クラック周辺の応力状態の計測が求められる.本研究ではクラックから発生した後方散乱光のラマン分光によって,ガラスの分子構造を求め,その変化から応力状態の計測を行う手法を提案している.本報告では,石英ガラス上の圧痕から生じたクラック周辺において,3次元のラマンマッピングを行い,分子構造を詳細に調べた.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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