主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/03/15 - 2022/03/17
p. 268-269
ガラスレンズの加工表面に形成されたクラックの進展メカニズムを解明するために,クラック周辺の応力状態の計測が求められる.本研究ではクラックから発生した後方散乱光のラマン分光によって,ガラスの分子構造を求め,その変化から応力状態の計測を行う手法を提案している.本報告では,石英ガラス上の圧痕から生じたクラック周辺において,3次元のラマンマッピングを行い,分子構造を詳細に調べた.