精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
会議情報

板ばねを用いた研磨法による光学面の平滑化技術の開発
平滑性向上のための研磨パッド動作パターンの検討
*宗像 秀樹瀧野 日出雄
著者情報
キーワード: 板ばね研磨
会議録・要旨集 フリー

p. 37-38

詳細
抄録

我々は,光学部品の谷部や溝部を研磨するために板ばね研磨法を提案している.本法は板ばねのたわみにより生じる反発力を研磨荷重に用い,板ばね先端に取付けた研磨パッドを加工面上で往復運動させて研磨する.本研究では平滑性向上を目的に,研磨パッドの動作経路を様々に変えて研磨し,表面粗さを調べた.ワークに単結晶Si板(700nmRa)を 用い,SiC砥粒で研磨した.その結果,表面粗さ約10nmRaを達成した.

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top