精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会秋季大会
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マイクロCMMを用いた球直径測定に関する研究
T型先鋭スタイラスの開発
*近藤 余範川嶋 なつみ平井 亜紀子尾藤 洋一
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p. 528-529

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抄録

産業技術総合研究所は、マイクロCMMを用いた球の2点直径校正法の開発に取り組んでいる。球の直径測定の不確かさ低減のため、本論文では、試料表面とプローブ間の相互作用力の低減に向けた取り組みについて報告する。これまで使用してきた先端半径約500μmのプローブに対して、プローブをT型構造とすることで、先端半径約8μmのプローブを開発した。スタイラス先端半径の先鋭化に伴うμ-CMMのプロービング性能と相互作用力の関係について調査結果を報告する。

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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