精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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歪みのあるフーリエ変換による複数の干渉縞包絡線ピークの高分解能復調
第2報:オールパス関数の位相角制御と分解能の高分解能可能範囲の移動
*小堺 大輔韋 冬
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p. 377-378

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抄録

パルス列干渉計において干渉縞の包絡線のピーク位置は測位に使われる。その位置を高分解能で解析するため、本研究グループでは、歪みのあるフーリエ変換を用いて包絡線のピーク位置付近にサンプリング点を集中させる手法を提案した。これまでの提案法は高分解能化可能な範囲が固定されている。そのため、実験ごとに変動する包絡線のピーク位置に対して、提案法を適応できないという問題がある。本稿では、オールパス関数の位相角を制御し、任意の位置にある包絡線のピーク位置に高分解能化可能な範囲を移動させることにより、この問題の解決を目指す。

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