精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
会議情報

環状走査式距離測定を用いた超精密方位角検出に関する研究(第2報)
減速機出力軸エンコーダによる計測の安定化
*佐野 立流高橋 直幸渡部 司飛田 和輝
著者情報
キーワード: 方位角検出, 環状走査
会議録・要旨集 フリー

p. 852-853

詳細
抄録

本研究は5軸加工機の傾斜円テーブルの姿勢について,レーザ距離計を環状に走査することで高精度に計測することを目的としている.前報の原理検証では0~1,000″の計測範囲において,10″~60″程度の精度で方位角が計測できる可能性を示したが,安定した計測には至っていなかった.本報では,走査軸の減速機出力側にとりつけたエンコーダを用いることで方位角計測を安定化させた結果について報告する.

著者関連情報
© 2024 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top