理学療法 - 臨床・研究・教育
Online ISSN : 1880-8948
Print ISSN : 1880-893X
ISSN-L : 1880-893X
研究と報告
タイプの異なる椅子が立ち上がり時の筋活動に与える影響
清水 智人宮崎 純弥
著者情報
ジャーナル フリー

2013 年 20 巻 1 号 p. 43-46

詳細
抄録

本研究の目的は,タイプの異なる椅子からの立ち上がり動作が下肢筋の活動に与える影響を明らかにすることである。対象は健常成人15名とした。課題はベッド,パイプ椅子,キャスター椅子の3種類の椅子からの立ち上がり動作とし,その際の下肢の筋活動について表面筋電図を使用し分析を行った。測定した筋は大腿直筋,内側広筋,半腱様筋,前脛骨筋,腓腹筋とした。また,得られたデータは最大随意収縮時の筋活動を基準とし%MVCとした。測定された%MVCはどの筋においてもベッド,パイプ椅子,キャスター椅子の順に大きくなっていた。内側広筋および前脛骨筋はともにベッドとキャスター椅子間で有意差がみられたことから,椅子の安定性が立ち上がり動作時の筋活動に影響を及ぼしていることが示唆された。

著者関連情報
© 2013 社団法人 埼玉県理学療法士会
前の記事 次の記事
feedback
Top