理学療法 - 臨床・研究・教育
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症例検討
Stanford A型急性大動脈解離に対する上行弓部大動脈置換術後に重度対麻痺を発症した脊髄梗塞の歩行再建の一例
小野塚 雄一井上 和久
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2022 年 29 巻 1 号 p. 40-44

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抄録

【はじめに】Stanford A型急性大動脈解離術後の脊髄梗塞は稀であるため,病態や予後については不明である。今回,Stanford A型急性大動脈解離術後に重度対麻痺を呈した脊髄梗塞症例において歩行再建をしたため報告する。【症例記述】48歳,男性,術後からTh8以下の重度対麻痺・感覚障害・膀胱直腸障害が出現した。理学療法開始時から2動作前型歩行の獲得のために装具や体重免荷トレッドミル歩行練習を用いて,歩行練習を中心に理学療法を介入した。その結果,退院時には装具装着での屋外T-cane歩行が獲得された。【まとめ】本症例では,機能障害の重症度および神経学的な回復に合わせて段階的な歩行練習を適応することで,歩行再建に寄与した可能性がある。

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© 2022 社団法人 埼玉県理学療法士会
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