鉄道工学シンポジウム論文集
Online ISSN : 2759-1492
鉄道工学シンポジウム論文集
論文 鉄道トンネル内コンクリート路盤の健全度評価法に関する検討
橋元 洋典坂本 寛章
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2026 年 30 巻 1 号 p. 136-142

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抄録

 インバートを有さない鉄道トンネルのスラブ軌道区間において,路盤コンクリート下に空洞が発生するという課題がある.この変状に関する非破壊検査法として,路盤コンクリートの振動特性に着目した検討を行った.加振方法に関しては一定の力で振動を与える起振器試験と,ハンマー打撃による衝撃振動試験を比較し健全度評価に対する適用性を確認した.評価指標に関しては固有振動数や,一定の周波数域の振幅スペクトルに囲まれる面積による評価について適用性を確認した.その結果,固有振動数による評価では,50Hz以下では加振方法によらず一貫した結果が得られる一方,50Hz以上の周波数域では加振方法により固有振動数が異なることを確認した.以上の検討結果を踏まえ,加振方法と一定の固有振動数の周波数閾値を評価指標として定めた,鉄道トンネル内コンクリート路盤の健全度評価法を提案する.

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