日本信頼性学会誌 信頼性
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車載GPS受信機の信頼性確保への取り組み(GPSの信頼性)
内田 善彦菊池 彰彦佐藤 哲司
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2006 年 28 巻 1 号 p. 11-22

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抄録
米国が開発した衛星航法システムGPS (Global Positioning System)は, 今や日本でも馴染み深い測位方式として広く知られるようになってきた.この測位システムは, 最低4個のGPS衛星からの信号を受信して, ユーザ位置を求めることができ, このシステムを利用してユーザの位置を出力する機器がGPS受信機である.この受信機を利用したカーナビゲーションシステムは, 日本では, 2004年度で350万台以上販売されており, 広く消費者に普及してきている製品である.これほどまでに普及してきているGPS受信機の信頼性確保は, ますます重要になってきており, 本論文では, GPS受信機の製造メーカとしてのその取り組みを紹介する.
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© 2006 日本信頼性学会
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