帝京平成大学
2018 年 56 巻 2 号 p. 75-86
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本研究では,幼児の音を介した表現が遊びの中でどのように展開していくのかを明らかにすることを目的とした。幼稚園の4歳児クラスにおいて,1年間参与観察した。その結果,環境と相互作用することにより芽生えた音を介した表現は,幼児が音を試行錯誤してつくることを通し,アイドルごっこの中で文化としての音楽的表現へと展開していくことが明らかになった。この展開を支えたものは,音への気づきを促す保育者の日常的な援助であった。[]
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