2014 年 13 巻 1 号 p. 1-4
本研究は、福島県福島市松川町の仮設住宅に避難している飯舘村の村民を対象として、避難生活の実態および生活再建に向けた意向を明らかにすることを目的とするものである。村民は、狭くて不慣れな仮設住宅で苦しくて不安な避難生活を送っていることを明らかにし、今後は、村民の一人一人が少しでも満足できるような避難生活の支援が必要であること、除染を加速化して村民が帰還の可能性や時期などについて判断できるようにすることが必要であること、村民と行政や東電との間で意見交換がしっかりできるような風通しの良い環境づくりが必要であることを指摘した。