2014 年 13 巻 1 号 p. 26-30
アダプト・プログラム(AP)とは、公共の場を対象とした官民協働の維持管理・清掃美化活動を行う取り組みである。本研究では大分市の幹線道路である県道22号大分大在港線の沿道にある街路樹に対し、AP導入の可能性を検討することを目的としている。対象街路の樹木は植栽から40年以上の年月が経過していることもあり、近年では落ち葉の処理の問題や根の盛り上がりに起因する苦情が多く寄せられるようになり、維持管理の必要性がうかがえる。行政と市民の協働による維持管理の在り方を提案するため、地域の住民と企業を対象にアンケート調査を実施し、対象街路に対する「愛着心」や活動に対する意識構造を把握する。