2014 年 13 巻 1 号 p. 21-25
現在、大分市では大分駅やその周辺の整備計画が進行中である。中でも新県立美術館の建設は大分の活性化には欠かせない話題である。美術館の建設に伴って、そこに至るまでの道路の整備が必要不可欠と考えられるが、現状では景観向上のための整備計画は特に見られない。そこで本研究では、既存の道路を美術館へといざなうアプローチ道路として相応しいものにすることや、これらの区間を含む住民・事業所が現状・修景に関してどのような意識を持っているかを把握することを目的として、アンケート調査を中心とした種々の調査を行うことにする。