都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
高校地理教育における都市構造可視化の活用についての研究
石井 儀光赤星 健太郎小坂 知義根元 一幸大矢 雅史本田 智比古小熊 早千香成田 佳絵吉武 哲信谷口 守辰巳 浩出口 敦中井 検裕岸井 隆幸坂井 猛有馬 隆文橋本 信幸田中 雄一中村 正裕畑中 良介鈴木 景内田 忠治許斐 知加橋本 尚佳結城 勲吉田 充
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2021 年 20 巻 1 号 p. 146-153

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抄録

人口減少社会を迎え,集約型都市構造の実現に向けた取り組みが進められている.都市構造の将来像を定める際の合意形成の重要性については論を待たず,このために,都市構造についての市民の理解を深めることは急務である.都市構造についてのコミュニケーションツールである「都市構造可視化」はその開発から15年の歴史を経て,全国の都市計画の現場への普及を実現した.一方,地理教育の現場でも15年にわたる取り組みの成果として,高校地理教育の義務化がなされることとなった.本稿では,それら2つの取り組みが歴史を経て融合することとなった経緯と成果,そして都市構造可視化の今後の展開について,その取り組みに尽力した関係者ら一同により論ずる.

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© (c) 日本都市計画学会
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