早稲田大学
2023 年 21 巻 4 号 p. 411-412
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本分析では、社会経済指標に基づく社会地図を作成することにより、沖縄県中南部都市圏の空間構造を明らかにした。その結果、那覇市周辺に、人口が集中し、生産年齢人口が多く、第三次産業労働者やホワイトカラー労働者が多くなっていることが確認された。その周囲には、若年層の割合が高く、核家族世帯が多い地域が位置していた。また、南部を中心に外周部には、高齢者、第一次産業従事者、ブルーカラー労働者が多かった。そして、このような空間分布の背景には、鉄道や道路などの交通網の存在が考えられる。
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