山梨大学
2023 年 21 巻 4 号 p. 432-438
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本研究は、日本有数のブドウ・ワインの伝統的産地である山梨県甲州市勝沼地域を対象に、アンケート調査に基づき、地域住民のブドウ栽培に関する景観に対する認識の違いを考察することを目的とする。調査の結果、被験者の居住地区や本人・同居家族における農業従事者の有無によって、景観に対する認識が異なっていることが明らかになった。さらに、こうした認識に影響を及ぼす要素は、居住地区と対象となる要素のあいだの物理的な距離だけではないことも指摘された。
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