都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
ワーケーション実践者の住意識の変化と住まい方志向の形成に関する研究
澤田 亘輝近藤 民代室崎 千重山口 千晶吉村 陽彩
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2024 年 22 巻 4 号 p. 670-674

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抄録

ワーケーションを実践する事で生じる、住意識の変化や住まい方志向を明らかにすることが、本研究のテーマである。実践者は実践地での体験から、自らの住まいや住まい方の選択肢について考えるようになっている。実践地での仮住まいを通して、人との関わり、自然環境、職場環境などに影響を受け、定住地に対するこだわりが小さくなっている層が現れている。ワーケーションという気軽にできる仮住まいを繰り返すことで、実践者たちは自分たちの理想の生き方を模索し、それを実現しようとしている。

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© 日本都市計画学会
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