新潟大学
2024 年 22 巻 4 号 p. 706-708
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歴史的建造物である町屋は、地域特有の町並みを形成する重要な資産である。特に、町屋の棟向きは町並みの特徴を表す要素であり、集落単位で変化する場合があるため、広域的かつ網羅的に調査する必要がある。しかし、近年町屋は減少傾向にあるため、全国の棟向きの分布の把握は急務である。本研究は棟向きを中心とし外観に特化した基礎的調査であり、インターネット地図機能を利用した迅速な調査である。本研究は全国調査の一環として三重県北部を対象に、町屋の残存概況及び棟向きの分布を明らかにすることを目的とする。
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