日本大学
(株)長大
2024 年 23 巻 3 号 p. 405-
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本研究では、神奈川県横須賀市の浦賀地域に焦点を当て、造船所を中心とした地域形成のプロセスを整理した上で、浦賀ドックの保存・活用に関わる地域活動の実態を捉えた。浦賀地域は、東京湾口に位置することから「海防」「流通」「造船」の拠点として地域が形成されてきた。現在では、さまざまな産業遺産を再評価し、「地域振興・観光」の取り組みが展開されていた。浦賀ドックの保存・活用に関する取り組みは、造船地域という文脈の中で、行政・企業・専門団体がそれぞれの特性を活かした活動を実施することで展開されていた。
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