(株)JTB総合研究所
専修大学
公立鳥取環境大学
2025 年 23 巻 4 号 p. 588-
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本稿は、インドネシア・バリ島に位置するプンリプラン村の経済環境を観光と生活の視点から分析する。同村は、伝統的景観と文化を魅力とし、持続可能な観光を行う観光地として発展している。観光経済の側面では、祭事運営や村人の報酬に使われ、特産品の生産・販売・流通は村内で完結している。一方で、生活経済においては、市場での消費活動や観光以外に企業で収入を得ている。このように観光に過度に依存せず、また観光収益を公平に分配する仕組みは、持続可能な観光に繋がるものがあると考えられる。
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