東京都府中療育センター
東京都心身障害者福祉センター
1990 年 17 巻 1 号 p. 31-37
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本研究においては,痙直および痙直―アテトイド型の脳性麻痺者56名を対象に,Cubb法で得られた彼らの脊柱側彎の程度と姿勢反射(非対称性緊張性頚反射,まきもどし反応,上肢保護伸展反応)および年齢成分の関連を準縦断的なデータにもとづいて分析した。その結果,姿勢反射の獲得水準が低いものほど脊柱側彎の程度が重篤でしかもその重篤度は年齢とともに高くなることが明らかにされた。なお,上肢保護伸展反応を有するものにおいては,脊柱側彎は観察されなかった。
臨床理学療法
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