理学療法学
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研究論文(原著)
外来高齢者における30秒椅子立ち上がりテスト(CS-30)の新たな5段階評価基準の構築と基本チェックリスト(KCL)によるフレイル層別化との関連性の検討
岩﨑 孝俊 廣瀬 昇宮村 健史小林 琢倉田 裕子横山 千裕田代 哲盛二階堂 暁幡 芳樹
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2026 年 53 巻 2 号 p. 103-110

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抄録

【目的】高齢外来患者を対象に,30秒椅子立ち上がりテスト(30-second Chair Stand Test:以下,CS-30)の年齢・性別別5段階評価(以下,CS-30グレード)を構築し,基本チェックリスト(Kihon Checklist:以下,KCL)との関連から妥当性を検証する。【方法】みなみ野循環器病院外来を受診した65歳以上の高齢者1753名を対象に,年齢・性別別パーセンタイルに基づいて5段階のCS-30グレードを設定し,KCL分類との関連性をχ2検定およびCochran-Armitage検定で分析した。【結果】構築したCS-30グレードでは,中央値帯(Grade 3)が最も多く,加齢に伴い低グレードの割合が増加した。KCL分類とは有意な関連が認められた。グレード上昇に伴いKCL分類におけるFrailの割合は段階的に減少した。【結論】CS-30グレードは現代高齢者の身体機能水準を反映し,フレイルの層別評価や初期スクリーニングにおける指標として有用である可能性が示唆された。

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© 2026 日本理学療法学会連合

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